ワカモノ思想

ワカモノ達が一つのテーマについてあれこれ書きます

雑記

HN: Whetstone

最近不祥事で有名な近畿地方にある国立大学で2回生をしております。本文の文体と自己紹介文の文体が違うことはスルーしてください。

 

 今回のお題は食であるが具体的な指示も無い為、思いつくままに書こうと思う。

 

他人の食

私はサークルの関係上留学生と話すことが比較的多く、日本人の友人よりも留学生の友人の方が多い。そして、彼ら留学生の食生活を観察してみると千差万別でとても面白い。(勿論どこの国の人間だろうが食生活は10人10色だが、ベースとなるものを同じくしている同国の人間ならば根本的なところは多少似ているものだ)合理主義を極めて生野菜を丸ごと食べている人もいれば毎日丁寧に弁当を作っている人もいる。そこには個人にとっての食の価値が表れている。食を純粋な生命維持活動と考え、食以外のことに自分の労力を全て注ぐのか、食を他人との交流の手段や自己顕示の道具とするのか…考え始めればきりがない。この話のオチはないのでここで終わりにする。

そういえば、海の無い国から来た一人の友人は魚介類が怖くて食べられないというし、海辺の都市から来た友人は刺身や寿司を好んでいる。辛いものが多い国から来た人は大抵(全員ではない)辛いものが好きだ。彼らは私が持つその国へ対するステレオタイプと一致するので興味深く感じる。逆に、フランス人なのにワイン嫌いでマクドナルド大好きな人やドイツ人なのにビールが嫌いな人を見ていることもなんとなく面白い。もし私がほかの国で暮らしたら、その時の私の友人は食を通じて私のことをどのように観察するのだろうか。

 

自分の食。

 自分の食生活を観察することも面白い。私の食生活はその時の精神状態を如実に表しているからだ。例えば、やる気に満ち、いろいろなことを頑張っている時期は自炊も毎日していろいろな新しい料理に挑戦する。しかし、近頃は自炊を全くせず、家で食べるものといえばトマトと納豆と生魚ばかりだ。臭そうなどと言わないでほしい。自覚はある。どれだけの人がこの文を読むのか見当もつかないが、皆さんの食生活は何を反映しているだろうか。経済状況か友人関係かはたまた居住地域か…

 

蛇足

最近びんちょう鮪や鰹の短冊が頻繁に安売りされているのでよく食べている。最初はきちんと刺身にしていたが、ある時から鮪を短冊ごと醤油なしでかじるようになった。魚特有のにおいが強く感じられ、若干血なまぐさい。噛みちぎる時の擬音はミチミチといったところか。グロ系ホラー小説はあまり読んだことがないが、生肉や生きた動物を噛みちぎる時の擬音がミチミチ的なものであった気がする。いつか見たフィクションの世界のことも意外な場面で体験できたりするものだ。

 

 ずいぶんと長くなってしまったのでここで止めようと思う。文章などレポートと論文以外書いたことがないので書き始めや構成、書き終わりなど、何もわからぬまま調べぬまま書ききってしまったが仕方がない。今読んでいる方(ここまで読んでくれる人がいたのなら)と、このプロジェクトに誘ってくれたmeganeデスクには感謝してもしきれない